1956年岡山県生まれ。1995年に小説家デビュー。恋愛小説作品で人気を博するほか、絵本の原作、エッセイ、児童書なども手がけている。
代表作は『誰もいない』『美しい心臓』『アップルソング』『エンキョリレンアイ』『情事と事情』など多数。

著作者:小手鞠 るい
出版社:ポプラ社
岡大の教室から巣立って、聖徳太子ゆかりの地、奈良・王寺町へ飛んでいったことり。「恋人の聖地」で、ことりを待ち受けていたのは…。
純度100%の恋愛小説。

著作者:小手鞠 るい
出版社:原書房
奈良の小さな町で、中学校教諭として再出発した久児(ひさこ)。しかし、心に巣くう暗い過去が、幸せになろうとする彼女にブレーキをかける。自分で捨てておきながら、探し続けてきたものとはなんだったのか。愛と再生の物語。
みなさん、こんにちは。初めまして、でしょうか。それとも、二度目まして、でしょうか。
ニューヨーク州在住の作家、小手鞠るいと申します。岡山県備前市で生まれ、岡山市で育ち、大学時代を東京で過ごし、結婚を機にカナダなどを経て、現在はアメリカ東海岸で暮らしています。
そんな私になぜ、王寺町とのご縁ができたのでしょうか。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、これは一文字の誤字「私が『王寺町』を『王子町』と間違って書き記したこと」が結んでくれたご縁です。
王寺町へは二度、お邪魔させていただきました。一度目は取材、二度目は講演会。オリーブの木も植えました。あたたかく迎えていただいた王寺町のみなさまに、ささやかながら、何かお礼ができたらいいなぁと思い、このたび連載エッセイを書かせていただく運びとなりました。
これから毎月、森の仕事部屋から、本の話、図書館や書店の話など、本にまつわる楽しいエピソードを抜粋してお届けしたいと思います。
みなさま、どうかお付き合いくださいませ。質問や感想のお手紙なども大歓迎です。王寺町立図書館へぜひお寄せください。お返事はこのエッセイで書きます。