アイルランド系アメリカ人の夫(六十四歳)の話の続きです。
六十代なのに、彼の通称は「少年G」です。なぜなのでしょう?
名づけたのはわたしです。六十代になったばかりのある日、彼が「ぼくはこれからの人生を小学生の夏休み気分で生きる!」と、声高らかに宣言したからです。ああ、いいな、と、素直にそう思いました。楽天的で、常に前向きで、人生とは楽しむためにあり、冒険するために、チャレンジするためにこそある、という彼の人生哲学に、わたしは、燦々と輝く太陽の光を浴びて成長し、葉を広げ、花を咲かせ、艶やかに実るオリーブ園を思い浮かべます。
そう、王寺町のオリーブ園です。
何を隠しましょう、夫(グレンと言います。だから少年G)は、王寺町のオリーブ園で、スコップを片手に、記念の植樹をしたことがあるのです。機会があったらぜひ、見に行ってきてくださいませんか。『未来地図』出版記念植樹、のプレートが付いているはずです。
さて、もうじき、わたしは新しい作品を書き始めます。メキシコをメインの舞台にした作品ですが、主人公の出身地は王寺町です。
王寺町で生まれ育った女性が、メキシコでチョコレート修業(どんなんや?)をして、王寺町へ戻ってきてチョコレートカフェ(これも、どんなんやろ?)をオープンさせます。
王寺町小説の第三弾。今年一年をかけて書きます。
みなさん、応援してくださいね。