ある日、郵便受けをあけると、王寺町から、とってもうれしいおたよりが届いていました。
小学校の国語の教科書(四年生向け)に掲載された「スワンレイクのほとりで」を読んで、南義務教育学校で学ぶみなさん(今は五年生ですね)は、なんと、わたしの書いたこの物語の、続きを書いてくださいました。
わあ、すごいなぁ。
へえ、あの続きはこうなるのか。
歌ちゃん、幸せになって、よかったねぇ。
みなさんの作文を、どきどきしたり、にこにこしたりしながら、読みました。
なんて楽しい時間だったことでしょう。
物語を書くのはもちろん楽しい時間ですが、その続きを小学生のみなさんが書いてくださるとは!
このようなユニークなご指導をなさった先生にも、心からの感謝を送ります。
作文を読みながら「この子は将来、作家になれるかも?」「この子は将来、編集者かな?」などと想像をふくらませていました。
この授業をきっかけにして、文章を書くことが好きになり、物語を書くことの楽しさに夢中になり、大きくなって作家になった子がいたら、わたしはぜひ会ってみたいな、と思いました。わたしは中学生だったとき、文芸クラブの顧問の先生(国語の先生でもありました)が、わたしの書いた作文を褒めてくださったことをきっかけにして、作家になりたいと思うようになったのです。
みなさん、よかったら『日曜日の文芸クラブ』(講談社)を読んでくださいね。作家になるためのヒントがたくさん出てきます。王寺町立図書館には置かれているはずです。
次号では、北義務教育学校のみなさんにお返事を書くつもりです。待っていてくださいね。